「髭なんて抜いてしまえーい!!!」
普段何気なく行っている髭を抜く行為。
髭を抜けば根本から取り除かれるので、髭が生えなくなりそうですし、髭剃りよりも髭が生えるスピードを遅らせることができそうですよね。
ただ、髭を抜くメリットとデメリットを整理してみると、毛抜きに隠されたリスクが垣間見えてきます・・・
というわけで、今回は髭を抜くメリット・デメリットをまとめ、さらに髭を抜くとどれだけの時間と労力がかかるのか軽く計算してみましたφ( ̄ー ̄ )
嬉しいことはただ1つ!髭を毛抜きで抜く【メリット】
髭を毛抜きで抜くメリットはたった1つ。
それは一時的に青髭が少しマシになることです。
青髭は、皮膚下に残っている黒く濃い髭が皮膚の肌色を透過して見えることが原因だと言われています。
そのため、髭剃りで肌の表面に出ている髭だけを削ぎ落としても、根本に毛が残っているので青髭に見えてしまいます。また、時間が経ったらすぐにジョリジョリになってしまいます。
しかし、髭を毛抜きで抜けば、根本からなくなるので、一時的に青髭がマシになるといえます。
もちろん、数本抜いたぐたいでは意味がなく、特に髭が濃い人は数千本抜かなければ変化が見られないでしょう。
他にメリットを挙げるとしたら、人によっては抜ける瞬間が少し気持良いってところですかね(笑)→(少なくとも、抜いていた頃の僕はそう感じていました^^)
リスクの方が圧倒的に大きい!?髭を毛抜きで抜く【デメリット】
では、続いて、毛抜きで髭を抜くデメリット。
デメリットはメリットと違って盛りだくさんです。
そのデメリットというのが…
- 普通に痛い
- 肌荒れ(毛のう炎)
- 髭がさらに濃くなることがある
- 埋もれ毛になる
- 結局また生える
となります。
はっきりいってヒゲを抜く行為はほぼデメリットしかないと思っておいても間違いではないでしょう^^;
普通に痛い
当たり前のことですが、髭を抜くと普通に痛いです。分かる人は分かると思うのですが、濃くて太い毛なら、多少の痛みで済むのですが、意外と細くて薄い毛を抜く方が痛い。
ただ、青髭の悩みが深い人は痛みもいとわないと言う人もいると思いますので、人によってはデメリットにはならないかもしれません。
少なくとも、昔の僕はそうでした(^^;;
肌荒れ(毛のう炎)
毛抜きで髭を抜くと、抜く時に毛穴を傷つけてしまいます。その毛穴に最近が入ってしまうと、毛穴が赤く腫れてしまう「毛のう炎」という症状が現れます。
これまで僕は何度毛抜きで毛嚢炎になったことか(ーー;)
せっかく濃い髭や青髭をキレイに見せるために髭を抜いても、毛のう炎などの炎症で肌荒れを起こしてしまっては、キレイになったのか汚くなったのかわかりませんよね(汗)
ちなみに、抜き方が悪いと、まれに血が出てしまうことがあります。
髭がさらに濃くなる
これが最も大きなデメリット。
髭を抜くことによって、一時的に濃い髭や青髭がマシになりますが、時間が経てば、また生えてきます。
抜いては生えての繰り返しが続くと髭が太く濃くなることがあると言われています。これには科学的根拠となるデータも存在します。
言い換えると、髭を抜くことは、長期的に見れば青髭をマシにするどころか、ひどくする行為だということですね(-_-;)
埋もれ毛になる
髭を抜くと毛穴が広がると言われていましたが、抜き方を間違えたりすると逆に毛穴が閉じてしまうこともあります。
毛穴が閉じた状態で髭が生えるとその毛は行き場を失ってしまいますので、黒ずみのようになってしまいます。いわゆる「埋もれ毛」と呼ばれるものです。
完全に埋もれ毛になってしまうと、自分では取り除くことが難しいので皮膚科やクリニックに行く必要があります。
結局また生える
痛みに耐えながら、頑張って1本1本抜いたところで、結局髭は生えます。
※かなり強く抜けば生えなくなることもあります。
先程書いた通り、場合によっては濃くなって髭が再生することもあります。
繰り返しになりますが、髭を抜けば一時的に青髭がマシになることもありますが、永続的に青髭が薄くなることなんてありえませんし、肌を傷つけただけでまた生えてきます。
「あれ?ここ前抜かなかったっけ?」と思うのは髭抜き男子のあるあるですね(^^;;
毛抜きのコストがヤバい!髭を抜くことに費やす時間を計算してみた結果・・
ここから少し視点を変えて、濃い髭・青髭対策のための毛抜きにどれくらいの時間がかかるか計算してみましょう。
先に簡単に計算結果だけお伝えしておくと、10年間でヒゲを抜き続けると300時間〜1620時間を費やす計算になります。
日数に換算すると約2週間〜2ヶ月間です^^苦笑
全ての髭を抜く場合
まず、1本抜くのにかかる時間は約3秒〜5秒程かかります。
抜くだけなら1〜2秒ぐらいで終わりますが、実際は抜くターゲットを見つける時間も含まれますので、僕の場合はこれぐらいかかっていました。
※単純化するために、全ての髭が同じタイミングで生えていると考えます。
また、男性の髭は全部で約2万本と言われているので、全ての髭を抜くのにかかる時間は…
3(秒)×20,000(本)=60,000秒=1,000分=16時間
5(秒)×20,000(本)=100,000秒=1,666分=27時間
つまり、髭を全て抜くためには、丸々1日かかる計算になりますね。
毛周期を考えると、再び生えてくるのは早くて2ヶ月後。1年間で抜く回数は6回
今後、10年間毛を抜き続ける人生を歩むとしたら…
16(時間)×6(回)×10(年)=960(時間)=40日
27(時間)×6(回)×10(年)=1620(時間)=62.5日
なんと(ー_ー)!!
10年間全ての髭を抜き続ける場合、40日〜62.5日間丸々無駄にする計算に!!
もちろん、20年間抜き続ければ大体2ヶ月〜4ヶ月、30年間抜き続ければ、4ヶ月〜6ヶ月間毛抜きに捧げることになります( ; ; )
これだけの時間を髭抜きに費やす人生って・・虚しすぎますよね(苦笑)
一部だけ髭を抜く場合
髭を全部抜くことは不可能ではありませんが、正直現実的ではありません。
ここで普通にありえるケースで考えてみましょう。
青髭が気になる人の多くは鼻下やアゴ周りが多いと思いますので、髭全体の3分の1ぐらいの抜くと考えるのが現実的。
全ての髭の3分の1は約6666本(20,000÷3)であるため、その場合にかかる時間は…
3(秒)×6,666(本)=19,998秒=333分=5時間
5(秒)×6,666(本)=33,330秒=555分=9.25時間
になりますね。
先程と同様に、10年間髭を抜き続けると考えると…
5(時間)×6(回)×10(年)=300(時間)=約12.5日
9.25(時間)×6(回)×10(年)=555(時間)=約23日
10年間髭の一部(3分の1)を抜き続けると12日〜23日無駄にする計算に!
仮に時給800円の仕事だと考えると…
23万円〜44万円損する計算になります(ーー;)
僕が通ってるクリニックのヒゲ脱毛よりも普通に高いんですけど(苦笑)
【まとめ】髭の毛抜きは百害あって一利なし!抜き続けるぐらいなら・・
今回、髭の毛抜きのメリット・デメリット、そして最後は毛抜きにかかる時間を計算してみましたが、皆さんはどう思いましたか?
僕は改めて思いました。髭の毛抜きを辞めて本当によかったと。
正直、このブログを始めたての頃までは髭を抜く癖があったので、髭を抜いてしまう人の気持ちはめちゃくちゃわかります。
ただ、ここまで見てきたデメリットを見てわかるように髭を抜くことはほぼメリットはありません(-_-;)
リスクしかないといっても過言ではないでしょう。その上、膨大な時間と労力を費やします。
正直、ヒゲを抜く時間(1ヶ月〜2ヶ月間分)があれば20万円以上は余裕で稼げるので、それならヒゲ脱毛(永久脱毛)しちゃった方が断然お得です^^笑
医療機関でツルツルになるまでヒゲ脱毛するにしても、15万円〜20万円程ですから♪
つまり、髭を抜くよりも脱毛した方が時間や金銭的なコストも節約できるというわけですね。
その上、ヒゲ脱毛をすれば…
- 髭剃りの費用がかからなくなる
- 毛抜きや髭剃りの手間が無くなる
- 髭の手入れで肌へ負担をかけなくて済む
- ヒゲのコンプレックスから解放される
- 青髭が無くなって自分に自信が持てる
などなど、嬉しいメリットが沢山あります◎
そういった意味では、何も嬉しいことがない毛抜きを続けるぐらいなら、さっさと脱毛して髭とおさらばした方が正解といえますね( ̄ー ̄)b
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